《マジョリカお召》コーディネート例とオススメ映画

エキゾチックな柄がキラキラと輝くマジョリカお召。戦後の一時期に大流行し、パッと生産されなくなった幻の着物。

ですが、短期間の間に大量に生産されたため、今のリサイクル市場でそれほど入手困難というわけではありません。

今回は、参考にしたいマジョリカお召のコーディネートと、マジョリカお召がたくさん出てくるオススメ映画をご紹介します😊

そもそもマジョリカお召とは

マジョリカお召とは、新潟県十日町市を中心に1959年(昭和34年)から4年間だけ生産されたお召の一種。

地中海のマジョリカ島特産のマジョリカ陶器のようなカラフルな色柄を表現したことから「マジョリカお召」と名付けられました。

経済復興が軌道に乗り、世の中が明るさを増していく時代背景とみごとにマッチし、銀通しのキラキラした華やかな色柄が、当時の女性たちに受けたようです。

ですが、黒羽織の登場により、今度は黒羽織の”PTAルック”が一世を風靡し、産地の主力商品の座をうばわれたマジョリカお召は、わずか4年で生産終了となりました。
(参考「十日町織物略史」)

参考にしたいマジョリカお召のコーディネート

マジョリカお召はどんな風に合わせたらいいのかな、、ということでインスタグラムで見つけたマジョリカお召の素敵なコーディネートをご紹介します。

クリスマスのムードにキラキラしたマジョリカお召はぴったり✨🎄
西洋×和のエキゾチックな雰囲気がとてもステキです。

こちらはシックでゴージャスな珍しい色柄のマジョリカお召。
ブルーの差し色使いも美しい💗

マジョリカお召が出てくるオススメ映画

マジョリカお召をはじめ、キラキラした着物や帯がたくさん出てくるのが、市川崑監督の『女は二度生まれる』(1961年)

呉服問屋の息子として生まれた市川崑監督は、美しい着物が見られる映画をたくさん世に残してくれました。

「女は二度生まれる」はマジョリカお召の全盛期につくられた作品です。

マジョリカお召のわずかな一時代をしっかりと映像で残して下さった市川崑監督に感謝です!

若尾文子さんをはじめ、女優さんたちの着物の装いがとても素敵なので、着物好きな方にはとてもオススメの映画です。

「女は二度生まれる」に出てくる着物をイラストでちょこっと紹介

マジョリカお召

若尾文子さんが着ているこの着物は、カエデの柄部分がキラキラと光っています。

柄からしてマジョリカお召ではなさそうですが、こういった古典的な和の柄でキラキラしているのも可愛らしくて素敵だと思います。

「女は二度生まれる」は、芸者の世界を描いた映画で、お太鼓や帯締めを斜めにしていたり、羽織やコートをはおった夜のお出かけコーディネートもお洒落です。

呉服屋が芸者の置屋に着物の反物を売りに来るシーンでは、マジョリカお召の産地までしっかり説明してくれています。こういうところは市川崑監督ならではです。

というわけで、マジョリカお召の魅力をぜひ堪能してくださいね🌷
『女は二度生まれる』を観る

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